vol.175 アインシュタインは特別
スーザンさんからのお便りの続き
・アインシュタインという存在の大きさ
・統一理論の感性に必要なもの
はい、こんばんは。
『また、同じ動画内で、アインシュタインが晩年の研究で、ニュートン力学(我々が日常扱うマクロな世界)と量子力学(ミクロな世界)を合わせたような綜合理論にチャレンジしていたというお話がありましたが、ミクロとマクロという形で別個に考えるのではなく、世界を綜合的な一つのイメージとして捉えるというアインシュタインの理論は、(エントロピーの減少を促す考え方に通じるという意味で)かなりエネルギーの高い観点から生み出されていたと考えてもよろしいのでしょうか?
動画を拝見しておりますと、現代量子力学における力の統一理論と、アインシュタインの理論では、「統一」の意味合いが全く異なるのではないか?という思いが生じてきておりました。』
これね。えーと、そうなんですよね。ある意味そうなんですよね。
アインシュタイン自体がですね、非常に巨大な魂でして、彼が考えてるっていうよりも、彼の存在自体が、彼がたとえばもっと生きてたらですね、統一理論っていうのは完成さしてたんですよ。
で、その内容は今、現代物理で色々出てるんですよ。なんだっけ、弦理論とかね、なんだっけな、なんか色々あるじゃないですか、今、 諸々。そういうのも勿論、踏まえてですけども、もっと根源的なところからですね、 この世界構造、ミクロとマクロの構造を唱えて、それの統一理論ってのはアインシュタインはやってましたね。
で、そこまでやんなくていいっていう上からのお達しがあって、お亡くなりになったんですけども、アインシュタインていう存在は大きいです。非常に。
ニュートン力学とアインシュタインの相対性理論、力学ですね、力学です。 は、現代物理学にとってですね、ものすごく大きな影響を与えてるんですけども、ニュートンとアインシュタインでは、やっぱ全然格が違うんですね。アインシュタインはもう、なんて言うんだろうね、月(つく)さんが月読之大神がお認めになるような存在ですよ、アインシュタインは。
だからなんていうの、最後の方に。最後の方って、アインシュタインが、量子力学が出てきた時にですね、「神はサイコロを振らない」だとか言ってですね、量子力学を否定しようとしたことがあったんですよ。
最終的にはそういうこともあるだろうっていう風になったんですけども。だから、アインシュタインも、なんていうの。
その時はちょっと頑固な感じになってたんですけども、やっぱ量子力学も認めていくわけですよね。あと10年生きてたらね、本当に統一理論完成してたかもしれませんね。
彼の考え方って面白いですよ。どっちかっつうと宇宙全史に近い。
うん、だからね。 この世的には惜しいけど、別にその後も物理学者が学ぶことがなくなっちゃうからね。
ま、良かったんじゃないかな。良くはないけども、学びは残していただいたということでですね。
『今後はその違いをもっと具体的に理解できるよう精進していきたいと思います。』
そうだね、数学的な方面から。とするとあとはフラクタルって大事なんですよ。やっぱこの世界構造のヒントはそこにありますから。
それとね、古川がやってるんですけど、なんだっけな。
えーと、出てこないなあ。もうねえ疎通が悪くなってる。なんだっけあれ。
あのね、『虚空蔵東京本』には確か書いてあったと思うんだよね。もう1回読み直さなきゃわかんないけども。
物理学でほら、「素粒子には自己統一性がない」っていうのあったじゃないですか。そういうとことか。要するにね、あれですよ、存在と非存在、二元性ですよね。二元性の、究極の二元性の問題っていうところまで多分行かないと、統一理論っていうのは完成しません。
つまりね、完全覚醒を理論的に究明してないと無理っておっしゃってますね。
無理なんじゃないか?
宇宙全史はそれやろうとしてるわけですけども、古川くんのこの肉体があと何年持つか分かんないんで難しいと思いますね。はい、今日ここまで。